ランニング障害~アキレス腱炎~(2016/09/14(水))

こんにちは、ランニングインストラクターの山下勇作です。

アキレス腱炎はランニング障害でも比較的多い症例だと思います。
 

アキレス腱炎は大きく分けて4つ

①アキレス腱中央部炎
②アキレス腱周囲炎
③アキレス腱付着部炎
④後踵骨滑液包炎

にわかれます。


中央部炎は微小断裂で同じ負荷がかかると状態を悪化させます。

部位的に神経も多いため痛みが強いです。

周囲炎ではパラテノン(アキレス腱の膜)肥厚してアキレス腱に癒着してしまう場合もあります。

付着部炎では繊維軟骨が骨化を起こしたり、腱自体の断裂も見られます。

後踵骨滑液包炎では滑液包が大きくなってしまったり

繰り返しによる炎症で変成してしまう場合もあります。





これらの発生メカニズムは患者様の足の使い方アライメントによる影響が大きいです。


足首の位置を調整したり、正しい骨配列に戻す必要があります。

そして正しいトレーニング、特に下腿三頭筋の運動をしっかりしないといけません。



アキレス腱炎は一度発症するとひつこい痛みに変わります。

そして症状の見極めや判断は難しいので

ランニング障害専門院のやました接骨院へお任せ下さい。