腸脛靱帯炎(2017/01/17(火))

こんにちは、ランニングトレーナーの山下勇作です。

ランナーにとって最も厄介なのが腸脛靱帯炎です。

先日もまた一人ランナーの方が来院されました。

なぜ厄介かというと休んで痛みが和らいでも走るとまたすぐ痛くなるところです。

休んで痛みがなくなり治ったと思ったら大間違い。

休んでいても炎症が落ち着いただけで何も変わっていません。


腸脛靱帯炎というのは走る行為で靱帯が擦れて出てくる症状です。

なぜ擦れるかというと


1 筋力
2 柔軟性
3 協調性
4 環境

この4つのどれかがそろっていない場合です。



逆に言うとこの4つがそろわないと治りません。

1 筋力に関していえば走るだけでなくスクワット、ランジ、その他、、などのウェイトトレーニングでしっかりと足腰を鍛えないといけません。この筋力をつけるというのは簡単なようで難しいです。バランスが崩れないように鍛える。それは専門知識の無い初心者には難しいところがあります。トレーナーの指導が効率的です。

2 柔軟性はストレッチを毎日しないといけません、ランニングを安易に考えてストレッチをしない人が多いように思います。ランニングは持続的に負荷のかかる運動なので体が柔らかく左右対称の動きをしないと関節や筋腱に負担がかかります。きつい言い方になりますが毎日ストレッチが出来ないのであれば、長距離走ることはあきらめて下さい。ストレッチはランナーにとって歯を磨くのと同じぐらい大事なことです。

3 協調性は上記2つをうまく使いこなすランニングフォームということです。いくら筋力があってもぎこちない走り方をすれば意味ないですし、体が柔らければ可動域が増えますのでしっかり足を上げる腕を振るなどをしないといけません。うまく動かせてこその1,2が効果を発揮するという事ですね。

4 環境というのは、ほとんどが靴の問題です。いつまでもすり減っている靴を使っている、そもそもサイズがあっていないなど言い出したらきりが無いです。ネット通販などと比べると少々高くつくとは思いますが、ちゃんとランニングシューズ専門店に行って足を計測してもらいその上で選びましょう。

ちなみに私はこの4つすべてを改善し自ら腸脛靱帯炎を治すことが出来ました。

約2ヶ月かかりました。

長く感じましたが痛み無く走れたとき、それが自分への最高のご褒美だと思いました。

ランナーにとって最もつらいのが痛くて走れない。だと思います。

治療で治るならそれが一番の近道だと思います。

やました接骨院ではTレフストレッチ、筋膜リリース、ピラティス、フェルデンクライスメソッド、などの多角的な治療テクニックを使いランナーを治療しております。

おかげさまで当院には腸脛靱帯炎を始め陸上競技の痛みで来院される方が多く来院されるようになりました。

一般市民ランナーや部活動の学生、今では企業の競技選手やアスリートランナーが市外からも来院されています。

つらい腸脛靱帯炎の痛みならランニングトレーナーのいるやました接骨院にお任せ下さい。